after work Lab

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「EaseUS Todo Backup」は使えるバックアップソフトか?

はじめに

 

前回、HDDのトラブルで大切なデータが消え、その後奇跡的にファイルを復元することが出来たことを報告しましたが、この事故を通じて、データ・バックアップの大切さを痛感しました。

 

 

やっちまった...!バックアップもなし!大切なデータ見えなくなった! - after work Labo

はじめに 事件1 古いHDDが認識されない HDD認識できない! データ復元ソフトの活用 ファイナルデータ 8.0 特別復元版 無料体験版「ファイナルデータ 11+ 特別復元版」 Recuva Power Data Recovery Free EaseUS Data Recovery Wizard Free 事件2 いつものHDDが認識されない chkdskで失敗 ファイナルデータ Again 事件発生 まとめ 余談 はじめに 皆さんは大切なデータ...とはありますか。 バックアップを取っているから大丈夫、クラウドに保存しているから大丈夫、と思っていたら大間違いです。…

 

しかし、なぜ大切なデータをバックアップしてなかったのでしょうか。

 

原因は単純で怠慢だからです。

 

だってバックアップは面倒臭いだもん。

 

お仕事ではデータはファイルサーバーに保管しており、過去30日間のデイリーのバックアップがあります。サーバー内のデータをうっかり削除しても、30日以内であれば復元できます。

 

基幹システムがそうなっているので、社員は特に何も気にする必要はありません。

 

しかし、プライベートでは端末か外部ストレージにデータを保管するので、自分でデータ管理する必要があります。

 

しかし、データ管理は面倒臭いので、とりあえず何でも保存しまくっていて、HDDはゴミ屋敷になってました。(笑)

 

そんな状態を知ってか知らずか、EaseUS様から「EaseUS Todo Backup Home」を使ってみませんか、と連絡がありました。

 

 

EaseUSの名前を聞いた時、すぐあのソフトの会社かと思い出しました。

 

実は「EaseUS Todo Backup Home」は令和元年を記念し期間限定で製品版を無料配布していたのですが、怠慢な生活の為、このキャンペーンに気づいたのは終了後の4月上旬でした。( 一一)

 

この時「EaseUS Todo Backup Home」をゲット出来ていれば、HDDのトラブルに楽々対応できていたかも知れません。

 

今回大変ありがたいことに「EaseUS Todo Backup Home」をレビューする機会を得たので、試用した感想を正直にまとめてみました

 

高機能で使い易いバックアップソフトをお探しの方にお役に立てれば幸いです。

 

「EaseUS Todo Backup」とは

 

「EaseUS Todo Backup」は「個人・ホームオフィス向け」「企業向け」「Mac向け」の3つのジャンルがあります。

 

「個人・ホームオフィス向け」は「Free」と「Home」があります。

 

「企業向け」は「Workstation」「Server」「Advanced Server」「Technician」の4種類が用意されてます。

 

 

「EaseUS Todo Backup」は何ができるのか

 

「EaseUS Todo Backup」は大きく4種類のバックアップが出来ます。

 

①ディスク/パーティションバックアップ
②ファイルバックアップ
③システムバックアップ
④ディスククローン

 

①③④は少しPCに詳しい方向けの機能で、いざという時に役立つものです。


②のファイルバックアップは日常的に使うもので、初心者の方でも簡単に設定ができ便利なものです。

 

今回レビューするのは「個人・ホームオフィス向け」の「Home」ですが、完全無料の「Free」と何が違うのでしょうか。

 

「Free」との「Home」違い

機能 Free Home
バックアップと復元・保存のスピード 普通 速い
Outlookメールのバックアップと復元 No Yes
スケジュールに基づくバックアップ No Yes
Eメールによる通知 No Yes
プレ/ポスト・コマンド No Yes
オフサイトコピー No Yes
イベントベースのスケジュールバックアップ No Yes
一部のファイルを除外してバックアップ No Yes
永久保証の技術サポート No Yes
他のPCへのシステムの移行 No Yes
USBのBootable Systemの作成 No Yes
完全/増分/差分バックアップ Yes Yes
システム/パーティション/ファイルのバックアップと復元 Yes Yes
ディスク/パーティションクローン、SSD/HDDへのOSの移行 Yes Yes
MBR、GPTディスク、ハードウェアRAIDUEFIブート、WinPEブータブルディスクへの対応 Yes Yes

 

嬉しいことに「Free」でも結構高度なバックアップが出来るようです。

 

有償版の「Home」は「他のPCへのシステムの移行」や「USBのBootable Systemの作成」等、えっ!本当!と思う機能がありました。

 

 

 

「EaseUS Todo Backup」のインストール

 

それでは「EaseUS Todo Backup 」を使ってみましょう。

 

「Home」のダウンロード

 

無料ダウンロード」をクリックし保存します。ありがたいことに30日間は無料で試用できます。

 

気に入ったら製品版を購入しライセンスコードを入手しましょう。

 

セットアップの手順

 

tb_free.exeを起動します。

 

言語を選択します。

 

追加タスクを選択します。いらないものはチェックを外します。

 

個人データ保存先の選択。C:ドライブ以外を選択します。

 

インストールが始まりました。

 

使用許諾契約書は読んだことにして「同意」します。

 

インストール先の指定

 

この画面が出たらインストールは完了です。

 

「EaseUS Todo Backup」の使用方法

 

それでは「EaseUS Todo Backup」を起動してみます。

 

後でをクリックします。

 

トップ画面のUIはこんな感じです。かなりあっさりしてますね。

 

 アイコンの意味が直観的に分からないので、左上のハンバーガーメニューをクリックしてみます。

 

アイコンの横にテキストが表示されました。

・ディスク/パーティションバックアップ

・システムバックアップ

・ファイルバックアップ

・メールバックアップ

・スマートバックアップ

・今すぐ購入

・クローン

・システムクローン

・ツール

 

更にツールをクリックしてみます。

 

8個のメニューがテキスト表示されました。

・イメージをチェック

・ブータブルディスクの作成

・データを消去

iSCSIイニシエーター

・PreOSを有効化

・マウント/アンマウント

・ログ

・ディスクリフレッシュ

 

ここまで見てきた時、安易にレビューの執筆を引き受けたのを後悔しました。

 

機能がたくさんありすぎるので、2週間で全部試用しブログで公開するのは無理!

 

メールバックアップはOutlookしか対応してないのですが、そもそもOutlookのメールはクソなのでプライベートでは使用してなくバックアップを試せません。

 

Gmailに対応していたらとても良かったのに。(ブツブツ)

 

とりあえず、興味がある3つのバックアップを試すことにしました。

 

なお、“あトん”がテストに使用したノートPCのスペックは下記の通りです。

 

【OS】Windows 10 Home 64bit バージョン 1903
【CPU】Intel Core2 Duo CPU P8700
【メモリ】8GB
チップセット】Mobile Intel GM45 Express
【機種】2009年製 FMV-BIBLO NF/D70

 

ファイルバックアップ

 

毎日使うのはファイルバックアップですね。

 

“あトん”が良く使用しているファイルのバックアップを設定してみました。

 

ファイルバックアップを選択し、バックアップをとるフォルダを指定します。

 

ここでは、はてなブログのカスタマイズで使用している「Hatena-Blog-Theme-Boilerplate」をバックアップしてみます。

 

このフォルダにはブログで利用している、css、js、htmlファイルを保存しています。容量は少ないのですが、万が一消失したら、一から入力となり、かなり痛いです。

 

次にバックアップのスケジュールを設定します。

 

左下にある「スケジュール」をクリックします。

 

今回バックアップをとるタイミングはシステム起動時に設定しました。

 

個人フォルダへアクセスするので、ログインユーザー名、パスワードを設定しておきます。

 

なお、システム起動時等のイベントごとのバックアップは「Free」では使えないのでご注意下さい。

 

その場合「Free」ユーザは、時刻指定等をご利用下さい。

なお、スリープ状態から勝手に復帰すると困る方は、「バックアップを実行するためススリープ状態から復帰」を外して下さい。

 

次にバックアップを指定したフォルダ配下で、バックアップをとる必要がないフォルダ/ファイルを除外します。

 

左下の「バックアップオプション」を選択します。

 

 「ファイル除外」を選択し、バックアップを除外するフォルダ/ファイルを指定します。

 

なお、ファイル除外も「Free」では使えないのでご注意下さい。

 

その場合「Free」ユーザはバックアップをとるフォルダを指定した時、バックアップを除外するフォルダ/ファイルを、1つ1つ手作業で外して下さい。

 

最後にバックアップを取る回数を設定します。

 

左下の「イメージの保存設定」をクッリクします。

 

ここでは保存するイメージを30に設定します。毎日起動した場合、過去30日間バックアップファイルが生成され、回数の上限を超えると、一番古いバックアップファイルが削除されます。

 

以上でファイルバックアップの設定は終了です。

 

それでは再起動し、バックアップが実行されるか確認してみます。

 

ファイルバックアップはバックグラウンドで実行する仕組みになっており、負荷もほとんどありません。

 

タスクマネージャーで起動後のプロセスを見ると、EaseUS Agentサービスが見つかります。

 

バックアップは起動数分後に自動実行されます。

 

 「EaseUS Todo Backup」を起動すると最新のファイルバックアップの実行結果が表示されます。

 

保存フォルダを見ると、FullとDiff(差分)のバックアップが保存されてました。

 

以上で大切なファイルのバックアップを自動でとることができるようになりました。

 

皆さん、これで安心と思っていたら実はダメです。

 

もし、何らかの原因でWindowsが起動しなくなったらどうしますか?

 

Windows」が動かない →「EaseUS Todo Backup」が実行できない →「バックアップデータからの復元」ができない、のです。

 

こんなことになったら困りますよね。

 

「そんなの滅多にないよ」と思っている人は、リスク管理が出来てなく、後で泣きを見ることになります。

 

ではどうするのか。

 

WinPEブータブルディスクを作成して下さい。

 

WinPEブータブルディスクがあれば、WinPE環境で「EaseUS Todo Backup」を実行でき、バックアップデータからの復元が可能となります。

 

WinPEブータブルディスク

 

WinPEとは

 

WinPEはWindows Preinstallation Environment(Windowsプリインストール環境)の略です。

 

言葉の通り、本来はWindowsをインストールするための環境で、 Windowsのコードを実行する最低限の機能をもったOSです。

 

そして「EaseUS Todo Backup」はWinPE環境で動く「EaseUS Todo Backup」のブータブルディスクを簡単に作ることができるのです。

 

しかも「Free」版でも作成可能となってます。EaseUSさんは、とても親切ですね。

 

WinPEブータブルディスクの作成方法

まずブータブルディスクとなるUSBメモリを用意します。

 

「ツール」からブータブルディスクの作成を選択します。

 

ブートディスクの場所は中央のUSBのアイコンを選択し、USBメモリを接続しているドライブを選択し「作成」を実行します。

 

約20分でエクスポートは終了しました。(USB2.0なので遅いです)

 

ディスクのプロパティを確認すると、EASEUSBOOTという名称のデバイス名に変わってました。今回使用したUSBメモリは8Gですが、使用容量は552MBで、まだ余裕がありますね。

 

最後にPreOSを有効化をクリックします。

 

PreOSが有効になったら、これで設定終了です。

 

 

次に「ブータブルディスク」から「EaseUS Todo Backup」が起動できるか確認してみます。

 

PCの電源を入れたら所定のファンクションキーを押して、BIOSモードを立ち上げます。

起動ドライブの第一優先をUSB HDDに変更します。

 

起動するとオペレーティングシステムの選択画面が表示されるので「EaseUS Todo Backup Windows PE」を選択します。

 

「EaseUS Todo Backup」が立ち上がります。

 

メニュ画面が出ました。

 

左上のアイコンをクリックすると右側にテキストが表示されます。

 

3つのバックアップを実行・復元できるようです。

・ディスク/パーティションバックアップ

・ファイルバックアップ

・クローン

・ツール

 

左下のツールをクリックしてみます。

 

10個のメニューがテキスト表示されました。

・イメージをチェック

パーティションをチェック

・データを消去

Windowsシェルコマンド

iSCSIイニシエーター

MBRの修正

・ネットワーク管理

・ドライバー管理

・ログ

・ディスクリフレッシュ

 

少しお遊びでWindowsシェルコマンドをさわってみたら、WindowsDOSコマンドが実行できることがわかりました。

 

以上で「ブータブルディスク」から「EaseUS Todo Backup」が起動できることが確認できました。

 

 最後にシステムクローンを試してみます。

 

システムクローン

 

使用するSSDはcrucial BX500 240GBです。

 

使用するケースはMARSHAL製です。

 

 システムクローンを選択し、高度なオプションをクリックします。

 

SSDに最適化」「ポータブルWindowsUSBドライブを作成」にチェックを入れます。

 

実行したら「ターゲットディスクには未割り当て領域が足りないです。」と怒られました。

 

パーティションを削除し全領域を未割り当てに変更し、再度実行します。

 

今度は上手く行きました。約90分でシステムクローンが完了しました。

 

それでは早速外付けSSDで起動してみましょう。

 

BIOSで起動ドライブの第一優先をUSB HDDに変更し、立ち上げます。

 

うっ!Windowsは起動しません。

 

「問題が発生したため、PCを再起動する必要があります。自動で再起動します。」と冷たいメッセージで終わりました。

 

えっ!何で起動できないの?と原因が分かりません。

 

念の為、内蔵のHDDをSSDに換装し、再起動するとあっさりWindows10は立ち上がりました。

 

SSDに変わったので、体感的には倍速になった感じです。

 

外付けドライブで起動できない結果には、少しガッカリでした。

 

「ポータブルWindowsUSBドライブを作成」の設定は、何の為にあるんでしょうね。 

 

ダメ元でEaseUSに問い合わせたところ、下記の回答が返ってきました。

 

弊社のエンジニアにより、外付けSSDから起動すると、Windows制限のため、システム動作が不安定になります。


それによって、起動できない場合もあります。

 

ご理解のほど、お願い致します。

 

 どんな条件だと起動できないのかを知りたいのですが、大変疲れたので試用テストはここまでにすることにしました。

 

 最後にツールのメニューにあった、気になる機能を少し調べてみました。

 

 

iSCSIイニシエーター 

 

iSCSIイニシエーターという名称を見て、これ何?と最初分かりませんでした。

 

SCSI(Small Computer System Interface:スカジー)なら知ってます。

 

1985年に作られたインターフェイスの規格ですが、SATAやUSBの復旧と共に姿を消していった規格ですね。

 

その昔複数の外付けHDDを使用する場合は、SCSIケーブルで数珠繋ぎに接続しHDDの最終端にはターミネーターというコネクタを付けてました。

 

各HDDには異なるSCSI-IDをスイッチで切り替えて設定するのですが、SCSIケーブルは凄く太く短く柔軟性が少なかったので、外付けHDDの置き場には大変苦労しました。

 

外付けHDDを交換する場合、とても面倒くさかった記憶があります。

iSCSIとは

Wikipediaで調べてみると、iSCSIはInternet Small Computer System Interfaceの略で、SCSIプロトコルTCP/IP上で使用する規格でした。

 

更に調べて行くと、iSCSIは、SAN(Storage Area Network)というネットワークで接続するストレージだということが分かりました。

 

SANはNAS(Network Attached Storage)と違い、ファイルシステムが必要なく処理速度も速いようですが、コストが高いので個人向けではなく企業向けのネットワークストレージのようです。

 

そんな企業向けストレージのバックアップにもEaseUS Todo Backup は無料で対応しているので、レアなユーザ様は感激ですね。

 

じゃー、iSCSIイニシエーターというメニューは何であるのでしょうか。

 

 

 

 

iSCSIイニシエーターの設定は「コントロールパネル」→「システムとセキュリティ」→「管理ツール」にあるのですが、ここにたどり着くのは、面倒くさいですよね。

 

 

「EaseUS Todo Backup」ではクリック一発で設定メニュにたどり着け、iSCSIイニシエーターを開始でき、iSCSIバイスのバックアップができるようになっているようです。

 

「EaseUS Todo Backup」は「iSCSIイニシエーター」をクリックすると下記ウィンドウが出ますが「はい」を選択すると「iSCSIイニシエーター」の設定に飛べるようになっているようです。

 

iSCSI機器のバックアップを取りたい時、設定が簡単にでき大変便利ですね。

 

こんな痒い所にも無料で対応している「EaseUS Todo Backup」は大変親切だと思いました。

 

データを消去

 

このメニュはどんな時に使用するのでしょうか。

 

はい、古いPCやHDDを売却・譲渡したり、安全に廃棄したい時に便利です。

 

実はHDDのデータは削除したりフォーマットし直しても、番地を書き換えて見えなくなっているだけで、復元ソフトを使えば、復活することが可能です。

 

従って、暗号化してない情報は、第三者に見られる恐れがあります。

 

これを防ぐには、ドリルで穴を複数開け物理的に破壊するか、強力な電磁を放射してデータを消す方法があります。

 

物理的な破壊は専用工具が必要ですが、もしやったら騒音で近所迷惑になるでしょう。

 

磁気放射での消去は一瞬でできますが、高級PCが買えるお値段なので、個人向けではありません。

 

会社には磁気放射のHDD破壊装置がありますが、多量のPCを処分する時、簡単にでき重宝してます。

 

ちなみに、市販の超強力マグネットを使ってもHDDのデータは消えないので、ご注意下さい。


最後に残った方法は、ソフトウェアによる消去で、新しいデータを上書きする方法です。

 

これは0と1をランダムに書き込む方法で、上書き回数が多いほど、復元がより困難になります。

 

「EaseUS Todo Backup」は、このデータ消去が無料で出来き、上書き回数も自由に設定できるようになっており便利ですね。

 

但し、SSDのデータ消去では注意が必要です。

 

SSDは書き込み回数に制限があるので、寿命を長くするために「ウェアレベリング」摩耗平均化処理が行われています。

 

そのため、上書き消去を実行しても、データがあるブロックには書き込まず、予備ブロックに意味がないデータが書き込まれます。

 

従って、SSDのデータを完全に消去する場合は、Secure Eraseを使って、ウェアレベリングを解除してから、上書き消去を行う必要があります。

 

残念ながら、EaseUS Todo Backupのデータ消去は、Secure Eraseに対応しているか不明です。(もしSecure Eraseに対応済であるなら、ご連絡下さい。記事を修正いたします。)

 

一抹の不安がある方は、SSDメーカが提供しているSecure Eraseを使用するか、SSDの完全消去に対応しているソフトはAOMEI Partition Assistant等をご検討下さい。

 

まとめ

 

 「EaseUS Todo Backup」はとても強力で使いやすいバックアップツールであることが分かりました。

 

「Free」でも十分な機能を具えてますが、「Home」は更に充実したバックアップを実行できるので、すべての機能が使える環境なら、3550円は妥当な値段だと感じました。

 

なお“あトん”の環境はバックアップドライブがUSB2.0接続である為、スピードについては掘り下げることが出来ませんでした。

 

これについては、将来PCをグレードアップした際、機会があればもう一度テストしてみたいと思います。

 

最後におまけ記事を書いて終わりとしたいと思います。

 

EaseUS vs AOMEI

 

EaseUSとAOMEIは、その商売方法は驚くほど似てます。どちらが優れているのでしょうか。

 

メーカのWebサイトを見ると、EaseUSは数千万の個人様及び法人様にご愛用頂いているとありました。

 

AOMEIは「3000万以上のユーザーに愛用されている」「数百万ユーザーのご愛顧のおかげで」と、ページによって数が10倍以上違っていてちぐはぐでした。

 

よくわからないので、どちらのメーカーの検索が多いのかGoogle Trendsで調べて見ました。

 

 結論から言うと、EaseUSの方が検索数が3倍以上多いようです。

 

 

地域別でみると、中国・ロシア地域はAOMEIの検索数が多いのですが、これ以外の地域はEaseUSの方が勝ってます。

 

検索数が多い方がダウンロード数も多いと思われますので、EaseUSのソフトの方が、より愛用されていると思われます。

 

また、EaseUSは24時間ライブチャット(英語)のサービスを提供してますので、予期せぬトラブルが発生した場合も安心ですね。

 

ところで、EaseUSの所在地は中国四川省成都市で、AOMEIの所在地は香港です。

 

どちらも安全・安心で儲けている中国系のIT企業のようです。

 

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それでは今回の記事はこれでおしまい。

 

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