はじめに
かみさんが同窓会に出かけたので、子供達と羽を伸ばしている"あトん"です。
最近2次元の世界観を3次元で疑似体験する若者・青年達をよく見かけるようになりました。その代表例が「聖地巡礼」です。
埼玉県久喜市の「らき☆すた」、茨城県大洗町の「ガールズ&パンツァー」、広島県竹原市の「たまゆら」、岐阜県高山市の「氷菓」、滋賀県豊郷町の「けいおん!」、東京都秋葉原の「ラブライブ」が聖地巡礼で有名なようです。
これは実在の土地・町が登場するアニメ作品を見て感動したファンが、実際にその場所に行って疑似体感して二度・三度感動するものです。
いろんな土地でブームとなってますが、この過熱はいつまで続くのでしょうか。
今や企業・商業施設はこのブームをビジネスチャンスと捉え、自治体は地域活性化の頼みにしている状況です。
しかしご当地アニメのすべてが成功している訳ではなく、残念な結果になったものも多くあります。
「聖地巡礼」を成功例を調べると、やさしい地元の方が見かけは痛そうな若者を快く受け入れ、見かけは痛そうファンもマナーを守って行動しているのが基本のようです。
なお、有名になったから良かれと思って建物の景観を変えたりすると、せっかくの疑似体験が検証できず、ファンが来なくなってしまうリスクもあるようです。
また、最初から町おこしが大前提でいろんなところに投資した場合、作品自体がヒットしなかった場合は悲惨な結果となります。仮にヒットしたとしても、ブームの終焉とともに再び元の状態に戻る場合もあり得ます。
さて、今年「聖地巡礼」で頑張っている地域で、そこまでやらなくても良いのではと思うくらい企業・施設が協力している場所があります。
それは「ラブライブ!サンシャイン!!」の聖地、沼津です。